「論理回路で遊んでみよう!」のNOT回路編です🥳
NOT回路は「1入れたら0を出すよー、逆に入力0の時に1を出すよー」といった入力した信号の反対を返してくれる回路です。
論理回路って?
論理回路とは論理演算する回路ことです。論理演算とは「1」を真、「0」を偽と見て、この「1」と「0」の2つの値で行う演算です。
これまでにAND回路(論理積回路)とOR回路(論理和回路)で遊んでみました。
NOT回路(否定回路)
NOT回路は1つの入力のが「1」の時に反対の「0」を出力する回路です。
入力Aと出力結果Yの関係を表にしてみました。
入力A | 出力Y |
---|---|
0 | 1 |
1 | 0 |
ロジックICで実践!
さて、回路を組んでいきます!
この「論理回路を実際に体験してみる試み」回路では、以下のルールでやっていきます。
- 論理回路の部分は、ロジックICを使う。
- 2つの入力はスイッチを使う。入力「0」=スイッチを押さない、「1」=スイッチを押す
- 出力結果は、LEDが光るかどうかを見る🔦 出力が「0」=光らない、「1」=光る
回路図
回路図はこれまでのものから、ロジックICだけ付け替えて使っていきます。
また、今回使うロジックICの回路は1入力の回路なので、入力Aだけを使います。
ロジックIC:74HC04AP
今回使ったロジックICは1入力のNOT回路が6つ入っているものです。
NOT回路はインバータ回路とも呼ばれるようですね。
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NOT回路を試してみる!
パターン1:ボタンを押さない(A=0の時)
入力Aが「0」の時は出力結果のLEDが光ります🔦🔦🔦
パターン2:Aボタンを押す(A=1の時)
入力Aは「1」時(ボタンを押した時)は出力結果のLEDは光りません。
結果まとめ
結果を表にまとめてみました。
真理値表の通りに、ボタンA押さない状態でLEDが点灯🔦して、逆にボタンA押した状態(入力Aが「1」の時)に出力結果のLEDが消灯しました。
パターン | Aボタン(入力A) | LEDが点灯したか(出力結果) |
---|---|---|
パターン1 | 押さない(0) | 点灯🔦(1) |
パターン2 | 押す👇(1) | 光らない(0) |
感想
今回はロジックICを使って「NOT回路(否定回路)」を実際に組んで体験してみる試みでした!
ANDとOR回路の時はボタンを押すことでLEDを点灯させましたが、今回はその逆でボタンを押すとLEDが消灯してしまうという不思議な感じがしました。
「AND回路」「OR回路」「NOT回路」の基本3回路を制覇できました🥳
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