ArduinoUnoの本体?心臓部?のATMega328を単体で使ってみました!
ATtiny85のときのようにISP化したArduinoを使ってブートローダの焼き付け、スケッチの書き込みをやってみました。
ATMega328
ATMega328はAVRマイコンの1つです。
ArduinoUnoの心臓部として搭載されているマイコンでもあります。(画像の赤丸のところ)
主なスペックは下記のような感じです。
項目 | 仕様 |
---|---|
電源電圧 | 1.8~5.5V |
プログラムメモリ | 32kB |
GPIO | 23pin |
ADC | 6Ch |
UART | 1Ch |
I2C | 1Ch |
SPI | 1Ch |
ブートローダの焼き付け
ATMega328にブートローダを焼き付けてArduino化させます!
ATtiny85の時にISP化させたArduinoボードを使っていきます。
今回の回路図です。
ブートローダを焼き付けた後にそのままスケッチの書き込みを試せるように、13ピンのところにLEDをつけています。
No. | 部品 | 数量 | そのほか |
---|---|---|---|
1 | ATMega328-PU | 1 | 秋月電子通販コード:I-03142 |
2 | ATMega328用ラベル(5V16MHz用) | 1 | あると便利! 秋月電子:P-12776 |
3 | 丸ピンICソケット | 1 | あると便利! 秋月電子:P-01339 |
4 | セラミックコンデンサ(22pF) | 2 | 水晶発振器のところにつける |
5 | セラミックコンデンサ(0.1μF) | 1 | リセットボタンのところ用 |
6 | クリスタル(水晶発振子)(16MHz) | 1 | |
7 | タクトスイッチ | 1 | リセットピン用 |
8 | 抵抗(10kΩ) | 1 | リセットピンのプルアップ用 |
9 | 抵抗(1kΩ) | 4 | LED用の抵抗 |
10 | LED | 4 | ISP動作確認とLチカスケッチ用 |
11 | ArduinoUno | 1 | ライターとして使用 |
12 | ブレッドボード | 1 | |
13 | ジャンプワイヤー | 必要な数 | |
14 | USBケーブル(A-B) | 1 |
おススメ🥳
ArduinoUnoは1個持ってるといろいろ使えて便利です!
本家ボードでも互換機ボードでもどちらも同じように使えるのでどちらを選んでもOKです🥳
リンクにある互換機ボードなら、本家よりお値段安くてUSBケーブルもついてくるのでお得です😊
こちらのようなセットもおすすめです‼️
Arduino互換機のほかにブレッドボードやジャンプワイヤー、抵抗など、必要なものが結構そろっているセットです。日本語(機械翻訳っぽい?)マニュアルも用意されていましたので、これからはじめようと思う方でも、センサーやLEDなどでひと通り遊ぶことができます🤭
ブートローダ焼き付け&スケッチ書き込み
ArduinoをISP化させるときは回路をつながないほうがいいかもしれません。
ISP化はサンプルスケッチの「ArduinoISP」をArduinoに書き込むだけです。
Tool(ツール)から
・Board(ボード):ArduinoUno ・Programmer(書き込み装置):Arduino as ISP を指定します。
そして、1番下にあるBurn Bootloader(ブートローダを書き込む)でブートローダ焼き付けします。
焼き付けが上手くいった時はISP化Arduinoの7ピンにつながっているLED(緑)が点滅します。
サンプルスケッチのBlinkをそのまま書き込んでいきます。
書き込む際は、Sketch(スケッチ)のUpload Using Programmer(書込装置を使って書き込む)で書き込みます。
普通にUpload(マイコンボードに書き込むor矢印ボタン)で書き込むと、ISP化ArduinoUnoのほうにスケッチが書き込まれてしまいます。
結果
無事にスケッチ書き込みまでできました🎉
13ピン同士がつながっているので、ISP化ArduinoのLEDまで光らせてしまってます😅
感想
ArduinoUnoに搭載されてるマイコンを単体でも使えるらしい…ということを知ってやってみました!
ネットに情報が多いのと、ATtiny85の時の経験もあってか、思ってたより簡単にできました。
秋月電子のATMega328用ラベル(5V16MHz用)がめっちゃ便利でした!
28ピンもあると、どこがなんのピンなのかあまりピンと来なかったのですごくよかったです😊
ATtiny85の時のように、ATMega328用のスケッチ書き込みシールドも作りたいなと思いました。
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