前回から唐突に始まりました「論理回路で遊んでみよう!」のOR回路編です🥳
OR回路は「少なくともどちらか1なら1出すよ」というわかりやすいなと感じている回路です。
論理回路って?
論理回路とは論理演算する回路ことです。論理演算とは「1」を真、「0」を偽と見て、この「1」と「0」の2つの値で行う演算です。
前回は、AND回路(論理積回路)で遊んでみました。
今回はOR回路(論理和回路)で遊んでみます🥳
OR回路(論理和回路)
OR回路は2つの入力のどちらかが「1」時と両方が「1」の時に「1」を出力する回路です。
2つの入力Aと入力Bがとりうる組み合わせから得られる出力結果Yを表にしてみました。
入力A | 入力B | 出力Y |
---|---|---|
0 | 0 | 0 |
0 | 1 | 1 |
1 | 0 | 1 |
1 | 1 | 1 |
ロジックICで実践!
さて、前回同様に回路を組んでいきます!
「論理回路を実際に体験してみる試み」回路では、以下のルールでやっていきます。
- 論理回路の部分は、ロジックICを使う。
- 2つの入力はスイッチを使う。入力「0」=スイッチを押さない、「1」=スイッチを押す
- 出力結果は、LEDが光るかどうかを見る🔦 出力が「0」=光らない、「1」=光る
回路図
回路図は前回のAND回路の時のものから、ロジックICだけ付け替えて使っていきます。
ロジックIC:74HC32AP
今回使ったロジックICは前回のAND回路の時と同じで、2入力のOR回路が4つ入っているものです。
秋月電子で1個30円(2022/9時点)なので、なかなか気軽に購入して遊べます🥳
秋月電子の通販コードは「I-12877」です。
OR回路を試してみる!
パターン1:ボタンを押さない(A=0、B=0の時)
入力Aと入力B両方が「0」の時は出力結果のLEDは光りません。
パターン2:Aボタンを押す(A=1、B=0の時)
入力Aは「1」、入力Bが「0」の時、出力結果のLEDが光りました🔦🔦🔦
パターン3:Bボタンを押す(A=0、B=1の時)
入力Aは「0」、入力Bが「1」の時、出力結果のLEDが光りました🔦🔦🔦
パターン4:AボタンとBボタン両方押す(A=1、B=1の時)
入力Aと入力B両方が「1」の時、出力結果のLEDが光りました🔦🔦🔦
結果まとめ
結果を表にまとめてみました。
真理値表の通りに、ボタンAとボタンBのどちらか一方を押した時と両方を押した時、つまり入力Aと入力Bのどちらかが「1」の時と両方が「1」の時、出力結果のLEDが光りました🔦🔦🔦
パターン | Aボタン(入力A) | Bボタン(入力B) | LEDが点灯したか(出力結果) |
---|---|---|---|
パターン1 | 押さない(0) | 押さない(0) | 光らない(0) |
パターン2 | 押す👇(1) | 押さない(0) | 点灯🔦(1) |
パターン3 | 押さない(0) | 押す👇(1) | 点灯🔦(1) |
パターン4 | 押す👇(1) | 押す👇(1) | 点灯🔦(1) |
感想
今回はロジックICを使って「OR回路(論理和回路)」を実際に組んで体験してみる試みでした!
マイコンを使わない工作でもいろいろできて、なかなか楽しいです😊
おススメ🥳
ArduinoUnoは1個持ってるといろいろ使えて便利です!
本家ボードでも互換機ボードでもどちらも同じように使えるのでどちらを選んでもOKです🥳
リンクにある互換機ボードなら、本家よりお値段安くてUSBケーブルもついてくるのでお得です😊
こちらのようなセットもおすすめです‼️
Arduino互換機のほかにブレッドボードやジャンプワイヤー、抵抗など、必要なものが結構そろっているセットです。日本語(機械翻訳っぽい?)マニュアルも用意されていましたので、これからはじめようと思う方でも、センサーやLEDなどでひと通り遊ぶことができます🤭
コメント
コメント一覧 (2件)
情報処理試験の対策にとっても役立つ内容!
ありがとうございます^^
コメントありがとうございます!
少しでもお役に立てたなら嬉しいです✨